昭和53年(1978年)12月 瀬野機関区 |
西の難所、山陽本線の瀬野-八本松(広島県)間の上り線は連続した勾配が続くため補助機関車が必要です.この区間は昭和37年(1962年)に電化した後もD52形蒸気機関車を使用していました.しかし蒸気機関車の煤煙が電化設備に与える影響が大きいことがわかり、翌年からEF53形のギア比を変更したEF59形が順次投入されました.このEF5917は、元EF5314で昭和12年(1937年)の日本車両・東洋電機製造です.昭和43年(1968年)にEF59形に改造され、昭和53年(1978年)まで使用されました. |