1983年11月 ビクトリア製糖工場(フィリピン) |
香港鉄道博物館に保存されている機関車はフィリピンのネグロス島ビクトリア製糖工場で使われていました.バガスはサトウキビの絞りかすをブロック状に固めたもので、外見は干し草のブロックのようです.石炭に比べてカロリーが低くく、あっという間に燃えてしまうため、燃料とするには大量に積み込む必要があります.そのため、どの機関車もバガスを積み込みだけに使う大きなテンダーがつけられています.バガスは独特の甘い香りで燃え、そのにおいは石炭と全然違う雰囲気を作ります. |