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 昭和51年(1976年)11月 嘉義駅 |
| 中国内戦に敗れた中華民国国民政府は台湾にのがれ、1949年に臨時首都を台北に定めました．政府とともに多くの人が移ったため、台湾の人口は膨張し鉄道の輸送量も急増しました．そのため戦前からの機関車だけでは不足するため、使い慣れた国鉄形機関車をアメリカの援助で日本に発注しました．そして日立でC57の二次形を8両製造して増備しました．基本的に、日本のC57との差はあまりありませんが、大型の排障器などは台湾鉄路局の仕様として最初から取り付けられました．このCT280は戦後グループの4両目、昭和28(1953年)年6月の製造です． |