昭和46年(1971年)5月 蕨-西川口間 |
四角い車体のEF56(二次形)の引く荷物列車です.二次形は一次型に比べて角張った車体をしています.宅配便はまだなく国鉄で荷物を送るが主流でした.当時EF56は旅客列車を引くことはなく荷物列車だけ引いていたようです.このEF5610は昭和15年(1940年)の川崎車両製で昭和49年(1974年)まで使用されました.EF56形は昭和44年(1969年)と昭和47年(1972年)に5両が、広島の瀬野-八本松間の勾配線専用のEF59形に改造されましたが、その他は昭和50年(1975年)にすべて廃車になりました.EF59形に改造されたものも昭和54年(1979年)までに廃車になり、現在保存されている機関車もありません. |