昭和61年(1986年)ごろ 蕨駅(提供:キハ181つばさ氏) |
国鉄における荷物輸送が減少するにしたがい、6両編成で運転されていた旧型荷物電車は、4両そして2両へと短縮されていきました.両数が少なくなるにつれて旧型の荷物車は廃車になり、新性能化も達成されました.写真の身延線色のクモユニ143は、昭和60年(1985年)に身延線の郵便・荷物扱いが廃止となり長岡に転属したため、ここ蕨でも見られるようになりました.その後、この区間の荷物列車も消滅し、同車は最後の砦となった房総地区新聞輸送車として幕張区へ転属していきました. |