Kurogane No Michi
トップページ > 蕨を走った列車トップ > 蕨を走った列車(1) < 前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 次へ >

105形蒸気機関車

蕨を走った列車たち
昭和33年(1958年)1月 日本車輌蕨製作所(提供:白石良光氏)
日本車輌東京支店蕨製作所の入換用機関車105形は大正2年(1913年)、イギリスのカー・スチュアート社製造です.当初は埼玉県川口市の神根~蓮田間17.3kmの中央鉄道(武州鉄道)が発注しました.しかし開業が大正14年(1924年)に遅れたため結局納入されず、秋田鉄道(現在の花輪線)に引き取られ、4.1号と4.2号となりました.4.2号は国鉄買収前に他社に移籍しましたが、4.1号が国鉄に編入され、国鉄形式105形となりました.その後昭和13年(1938年)に流山鉄道に譲渡され使用されたのち、昭和26年(1951年)に蕨に来て構内入換および完成車両を蕨駅まで輸送するために使用されました.入換用となった際に空転防止の砂撒が不要になったため撤去されています.その後昭和34年(1959年)廃車になり昭和40年(1960年)に解体されました.武州鉄道は経営不振で昭和13年(1938年)に廃止されたため「幻の鉄道」とよばれていますが、計画では神根から鳩ヶ谷を経由して蕨まで延長されることになっていました.蕨を走るかもしれなかった機関車が40年を隔てて最後に蕨で活躍したのも何か不思議な縁でしょう.

105形諸元
軸配置 2-4-0 火格子面積(m2) 0.70
機関車運転重量(t) 26.42 付熱全面積(m2) 41.0
動輪上重量(t) 19.81 水タンク容量(m3) 3.4
軸重最大(t) 10.16 燃料搭載量(t)      1.02
動輪直径(mm) 1,370 缶中心線高(mm) 1,980
シリンダ、直径×行程(mm) 330×508 全長(mm) 7,799
缶圧力(kg/cm2) 11.00 全高(mm) 3,428

Copyright(c) 白石良光,Noz 1996-2015 All Rights Reserved
版権所有,転載禁止