C5343 平成17年(2005年)11月 梅小路蒸気機関車館 |
C51形の登場後,昭和になると列車の高速化と車体の鋼体化,車両の長編成化で,より強力な機関車が必要となり登場しました.昭和2年(1927年)から昭和6年(1931年)まで汽車製造と川崎で97両製造され,東海道本線,山陽本線の特急用として使用された国鉄形唯一国産3シリンダー機です.3シリンダー機関車は当時の世界的流行で,2シリンダー機よりも優れている点も多いですが,シリンダーを連動させる弁装置の調整が難しく,保守上の問題点で昭和25年(1950年)に全機廃車となりました.現在梅小路蒸気機関車館に1両保存されています. |
軸配置 | 4-6-2 | 付熱全面積(m2) | 220.50 |
機関車運転重量(t) | 80.98 | ボイラー水容量(m3) | 12.00 |
動輪上重量(t) | 46.27 | 水タンク容量(m3) | 20.0 |
炭水車運転整備重量(t) | 49 | 燃料搭載量(t) | 8.0 |
軸重最大(t) | 15.44 | 缶中心線高(mm) | 2,530 |
動輪直径(mm) | 1750 | 全長(mm) | 20,625 |
シリンダ、直径×行程(mm) | 450×660 | 全高(mm) | 4,000 |
缶圧力(kg/cm2) | 14.00 | 機関車長(mm) | 13,299 |
火格子面積(m2) | 3.25 | 炭水車長(mm) | 7,358 |