D52403 平成10(1998)年10月 平塚市文化センター |
戦時中の貨物輸送の増加に対処するために東海道、山陽本線の重量貨物用として製造された最強の貨物用機関車で昭和18年(1943年)から昭和20年(1945年)に、汽車製造、日立、三菱、川崎、日本車輌、鉄道省浜松工場、鷹取工場で製造されました.計画では400両以上製造するはずでしたが、終戦により285両で製造中止となりました.そのため欠番が多くあります.戦時設計のため、簡略工法、代用資材で登場しましたが標準形に戻されています.一部はC62形、D62形に改造されましたが最後は昭和47年(1972年)まで使用され、現在は梅小路蒸気機機関車館などに7両静態保存されています. |
軸配置 | 2-8-2 | 付熱全面積(m2) | 244.50 |
機関車運転重量(t) | 85.13 | 水タンク容量(m3) | 22.0 |
動輪上重量(t) | 66.29 | 燃料搭載量(t) | 10.0 |
炭水車運転整備重量(t) | 51.76 | 缶中心線高(mm) | 2,550 |
軸重最大(t) | 16.6 | 全長(mm) | 21,105 |
動輪直径(mm) | 1400 | 全高(mm) | 3,982 |
シリンダ、直径×行程(mm) | 550×660 | 機関車長(mm) | 12,330 |
缶圧力(kg/cm2) | 16.00 | 炭水車長(mm) | 8,775 |
火格子面積(m2) | 3.85 |