9678 昭和45(1970)年6月 高崎第一機関区 |
国産初の本格的幹線貨物機関車で、大正2年(1913年)から大正15年(1925年)に川崎、鉄道院小倉工場、汽車製造で770両が製造(そのほか台湾向けでは、日本車輌、日立、三菱でも昭和14年まで製造)されました.当初は箱根越えの補機用、後に標準貨物用機関車として四国を除く全国で使用されました.国鉄以外でも私鉄の独自発注機として製造されたほか台湾(DT580形)や樺太でも使用されました.さらに250両ほどが軍に供出され中国大陸(KD5形ほか)で使用されました.最後は入換用で昭和51年(1976年)まで使用され、国鉄で最後の現役使用の蒸気機関車(保存機以外)となりました.現在48両が静態保存されているほか、台湾、中国でも保存機があります. |
軸配置 | 2-8-0 | 付熱全面積(m2) | 153.60 |
機関車運転重量(t) | 60.35 | ボイラー水容量(m3) | 5.30 |
動輪上重量(t) | 52.73 | 水タンク容量(m3) | 13.0 |
炭水車運転整備重量(t) | 34.5 | 燃料搭載量(t) | 6.0 |
軸重最大(t) | 13.41 | 缶中心線高(mm) | 2,594 |
動輪直径(mm) | 1250 | 全長(mm) | 16,563 |
シリンダ、直径×行程(mm) | 508×610 | 全高(mm) | 3,813 |
缶圧力(kg/cm2) | 13.00 | 機関車長(mm) | 10,342 |
火格子面積(m2) | 2.32 | 炭水車長(mm) | 6,221 |