C6118 宮崎機関区 昭和49(1974)年3月 |
終戦後の旅客用機関車不足を解消するため、戦時貨物輸送がなくなり余剰となったD51形(当時は旅客用と貨物用に機関車が区別されていた)のボイラーと新製したC57形の足まわりを組み合わせて作られた亜幹線用機関車で、我が国初の2C2の軸配置の機関車です.昭和22年(1947年)から昭和24年(1949年)に日立と三菱で33両が改造され製造されました.同時期に作られた幹線用のC62形と異なり地味な存在で、最後は九州で昭和49年(1974年)まで使用されました.現在JR西日本が梅小路蒸気機関車館でC612を(ただし車籍はないため本線は走行できません)、JR東日本がC6120を動態保存しているほか、計3両が保存されています. |
軸配置 | 4-6-4 | 付熱全面積(m2) | 221.50 |
機関車運転重量(t) | 79.46 | 伝熱面積(m2) | 157.10 |
動輪上重量(t) | 41.1 | 水タンク容量(m3) | 17.0 |
炭水車運転整備重量(t) | 48.24 | 燃料搭載量(t) | 10.0 |
軸重最大(t) | 13.7 | 缶中心線高(mm) | 2,530 |
動輪直径(mm) | 1750 | 全長(mm) | 20,375 |
シリンダ、直径×行程(mm) | 500×660 | 全高(mm) | 3,980 |
缶圧力(kg/cm2) | 15.00 | 機関車長(mm) | 12,900 |
火格子面積(m2) | 3.27 | 炭水車長(mm) | 7,475 |