昭和52年(1977年)5月 梅小路蒸気機関車館 |
D51形として最初に登場した形式で、昭和11年(1936年)から昭和13年(1938年)に汽車製造、川崎、日立で95両製造されました.機号はD511~85、91~100です.流線形の要素を取り入た丸みを帯びた煙室扉まわりや煙突から給水温め器、砂箱、蒸気ドームを一体化したカバーで覆われた形状から「なめくじ」と呼ばれ親しまれました.特に22、23号は覆いのカバーが運転台の前まで延びた形式でしたが、のちに他と同じカバーに変更されました.現在D511が梅小路で保存されているほか、17両が静態保存されています. |